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【体験談】エピソード017 なかなか熱が下がらない

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※ご注意

この記事は息子が人食いバクテリアと呼ばれている劇症型溶連菌に感染した際の実際の体験を、記憶、LINEのメッセージ、写真などを元に書いたものです。

当時の私がそうであったように、人食いバクテリアに感染したご本人、ご家族、ご友人などは、わらにもすがる思いで回復した例が無いか探していると思います。

そんな方々がこの記事の例に少しでも希望を持てれば幸いと思い、息子の了承を得て公開することにしました。

私自身は医療関係者ではないため、治療方法、予後の処置、リハビリなど不正確な部分も含まれる可能性がありますこと、ご容赦願います。

特に治療やリハビリについては患者さんごとに状況が異なるため、この記事に書いてあることはひとつの症例であり、全ての人食いバクテリア感染者に有効なわけではないと思います。

実際の治療やリハビリの方針等は担当のお医者様や理学療法士の方と相談して頂く方が良いと思います。

なお、息子が今後、公開を拒むようなことがあれば予告なく非公開にすることがあります。

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熱が下がらないのが不気味

入院も2週間を過ぎ、抗菌薬は十分効いてきているはずなのだが、まだ熱が下がり切らない。

時間帯によっては39度台の熱が出ていて、その時は辛そうにしている。

前日に抜いた透析用の管からの細菌感染も熱が下がらない要因の可能性があるので、このまま少し様子を見るとのこと。

熱が下がらない原因としては足の傷もあるし、まだ特定はできないみたいです。

透析の管は割と長く入ってたから、可能性を1つ潰す意味でも抜いたと言っていた。

食事はばっちり

この日の昼食は出されたお粥を全量食べたので食欲などは良好でした。

ただ、食後にしばらくの間、気持ち悪いと言ってて、私や妻は原因がわからなかったけど、便(下痢)と尿がどちらも出て、スッキリしたらしい。

ちなみにオムツで吸収し切れず、ベッドシーツ汚れちゃいました。

お尻周辺をお湯で洗ってもらって気持ち良さそうにしてたけども。

下痢の方は胃腸に悪さをする細菌の感染の検査も陰性なので、体調不良でお腹を壊した延長と考えて大丈夫ということなので、まずは安心。

また、尿が出たとは言え、想定通りの量が出ているわけではないので、週明けにもう1回くらい透析だろう、という見通しだそう。

ジュースなどの飲み物もゆっくり飲まないとむせてしまうので、とろみ剤を使ってドロドロのものを飲むようにしていました。

暇つぶしがない

面会中も含めてなのだが、意識が戻ってから本当に暇つぶしがないらしく、めちゃくちゃ退屈そうにしている。

この日は持って行ったYouTubeの動画の録画とかを見てました。

病室は電波が繋がらないので、自宅で息子が好きなYoutuberの動画をPCで全画面再生しつつ、画面録画で動画を保存してオフラインでも見られるようにしました。

ちなみに息子はマインクラフト(略してマイクラ)の実況動画が大好きで、病気になる前もそういう動画を見ては、自分のマイクラの世界で試してみたりしていました。

今は、手の細かい動作が難しい&タブレット端末を持っていられるほどのl腕の筋力がないので自分でタブレット端末でマイクラをプレイすることはできていません。

もう少し筋力が回復したら、マイクラもやりたいと思うので、そこをモチベーションに初期の腕のリハビリは頑張ってもらうしかない。

日に日に顔色はかなり良くなってきたし、言葉も今はゆっくりしか喋れないけど、徐々に普通に喋れるんじゃないかと思ってます。

記憶もしっかりしてるので、今の心配は腎臓と足(指)かな。

心配なのは右足の指

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