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【体験談】エピソード035 腎機能・肝機能がほぼ正常に

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※ご注意

この記事は息子が人食いバクテリアと呼ばれている劇症型溶連菌に感染した際の実際の体験を、記憶、LINEのメッセージ、写真などを元に書いたものです。

当時の私がそうであったように、人食いバクテリアに感染したご本人、ご家族、ご友人などは、わらにもすがる思いで回復した例が無いか探していると思います。

そんな方々がこの記事の例に少しでも希望を持てれば幸いと思い、息子の了承を得て公開することにしました。

私自身は医療関係者ではないため、治療方法、予後の処置、リハビリなど不正確な部分も含まれる可能性がありますこと、ご容赦願います。

特に治療やリハビリについては患者さんごとに状況が異なるため、この記事に書いてあることはひとつの症例であり、全ての人食いバクテリア感染者に有効なわけではないと思います。

実際の治療やリハビリの方針等は担当のお医者様や理学療法士の方と相談して頂く方が良いと思います。

なお、息子が今後、公開を拒むようなことがあれば予告なく非公開にすることがあります。

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肝機能・腎機能が回復

血液検査の結果、肝機能、腎機能の数値がほぼ正常値というところまで戻ってきた、と担当の医師から説明を受けた。

ここまで長かったがようやく体の中の方は元通りになってきたみたいで、本当に良かった。

まだ少し異常が残っているのが、血液の凝固因子という血を固めたり流したりするのをコントロールする成分。

この値が少し正常範囲より高いようです。

熱はまだ37.6と微熱が続いているけど、腎膿瘍直前までいってたことを考えると微熱はもう少し続きそうな感じはします。

Doleのジュースを飲む息子

傷ついた神経は回復するか?

この日のリハビリで息子は理学療法士さんの補助付きで歩く練習を始めた。

足だけでなく、腹筋、背筋、お尻などの筋力もほとんど落ちているので、体重のほとんどは補助に支えられている状態からのスタートです。

でも、この一歩一歩が大事。

何年かかっても自力で歩けることを信じて日々のリハビリを頑張っていくしかない。

とはいえ、これまで立つ練習は少しずつ始めていたが、長いこと足首を固定されていたため、体重がかかると痛いらしく、歩くまでの道のりは長いと感じた。

そして、ずっと気になっているのが、「傷ついた神経は回復するのか?」という点。

足の手術をしてくれた整形外科の先生からも言われているのは、

・神経が完全に切れてしまっていた場合はおそらく回復は困難
・少しでも残っていれば時間はかかるが回復する

息子の場合は足首までの神経がつながったまま残っているのか、完全に切れてしまっているのか、まったくわからなかった。

固定されて動かしていない足首は筋力低下や関節が固まって動かせないだけなのか、神経がつながっていないことで動かせないのか、この時点では医師や理学療法士でも判断がつかない。

神経が切れずにわずかでも残っていれば、リハビリを継続していく中で、血流の改善、むくみの解消、関節の可動域の広がり、筋力のアップという感じで少しずつ回復していくらしい。

神経というのは短時間であっという間にダメージを受けるにも関わらず、損傷から回復するのはかなり長い期間が必要だ、ということだった。

私自身が色々と調べた中で、以下のサイトが一番わかりやすかったので参考までに。

https://neurotech.jp/medical-information/repair-damaged-nerves/

こちらの記事にあるように息子の足が元通り回復するように貝などを積極的に食べさせようと思う。

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