※ご注意
この記事は息子が人食いバクテリアと呼ばれている劇症型溶連菌に感染した際の実際の体験を、記憶、LINEのメッセージ、写真などを元に書いたものです。
当時の私がそうであったように、人食いバクテリアに感染したご本人、ご家族、ご友人などは、わらにもすがる思いで回復した例が無いか探していると思います。
そんな方々がこの記事の例に少しでも希望を持てれば幸いと思い、息子の了承を得て公開することにしました。
私自身は医療関係者ではないため、治療方法、予後の処置、リハビリなど不正確な部分も含まれる可能性がありますこと、ご容赦願います。
特に治療やリハビリについては患者さんごとに状況が異なるため、この記事に書いてあることはひとつの症例であり、全ての人食いバクテリア感染者に有効なわけではないと思います。
実際の治療やリハビリの方針等は担当のお医者様や理学療法士の方と相談して頂く方が良いと思います。
なお、息子が今後、公開を拒むようなことがあれば予告なく非公開にすることがあります。
車いすで院内散歩
今日は車椅子に乗せてもらって、院内を少し散歩してもらった。
散歩を提案してくれた看護師さんは息子が暇そうにしていると、良く遊んでくれるためか、息子も大好きなようで、とても喜んでいた。
車椅子が初めてだったからか、めっちゃ緊張してたけど外の風とかも浴びれて喜んでた。
車椅子に乗るときも、両足を下げると腫れが酷くなってしまう恐れがあるため、足を伸ばした状態で座れるようにしてくれた。
車椅子の座る部分に長い板を挟んでもらって、その上に座ることで足が伸ばせた。
入院後初めてベッドから出られたということで、息子、妻、私の3人で写真を撮ってもらった。
ただ車椅子に座ってただけなのに、10分くらいの外出でヘロヘロに疲れてたからかなり体力、筋力は落ちてる。
ここまで体力が落ちているのは想像以上だった。
まさか10分座っているだけで疲れてしまうなんて。
腎機能はあと一息か
おしっこはだいぶ出てるみたいだけど、代謝物としてはまだ完全じゃ無いらしい。
カリウムと窒素代謝物(尿素とか)が排出できてないから、そこが改善してくれば透析無しでいけるかもしれない、と。
これはこれで朗報だと思った。
そのため、明日の血液検査までカリウムを多く含むフルーツジュースや野菜ジュースは禁止になった。
息子はリンゴが大好きで、飲み物も何が良いか聞くと、必ずリンゴジュースをオーダーしていたから、明日までリンゴジュース飲めないと伝えたら、「なんで?」と言ってめちゃくちゃ悲しそうな顔をしていた。
この日はリンゴジュースの代わりに緑茶をあげてました。
息子は緑茶も好きだったので。
そして、皮膚が本当に痒いみたいで掻きむしってるのは変わらず。
熱は少し下がってきた感じはあるけど、高い時は38度台後半が出てるからまだその辺はまだまだ心配。
そして昨夜も点滴を抜いてしまったらしく、刺し直したみたいです。
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