※ご注意
この記事は息子が人食いバクテリアと呼ばれている劇症型溶連菌に感染した際の実際の体験を、記憶、LINEのメッセージ、写真などを元に書いたものです。
当時の私がそうであったように、人食いバクテリアに感染したご本人、ご家族、ご友人などは、わらにもすがる思いで回復した例が無いか探していると思います。
そんな方々がこの記事の例に少しでも希望を持てれば幸いと思い、息子の了承を得て公開することにしました。
私自身は医療関係者ではないため、治療方法、予後の処置、リハビリなど不正確な部分も含まれる可能性がありますこと、ご容赦願います。
特に治療やリハビリについては患者さんごとに状況が異なるため、この記事に書いてあることはひとつの症例であり、全ての人食いバクテリア感染者に有効なわけではないと思います。
実際の治療やリハビリの方針等は担当のお医者様や理学療法士の方と相談して頂く方が良いと思います。
なお、息子が今後、公開を拒むようなことがあれば予告なく非公開にすることがあります。
尿の成分も改善傾向
この日、透析の予定だったが尿がしっかり出ているのと、成分的にも改善傾向なので透析せずに様子見になりました。
腎機能も少しずつだが着実に回復してきていると思う。
相変わらず熱の上げ下げを繰り返してるけど、血液中の細菌検査が陰性のため、抜く前の透析用の管からの感染の疑いは低くなった。
足に傷がある事で熱を出してるかも知れないということだった。
ちなみに尿にも細菌がいないので腎臓や尿からの細菌感染の疑いも低いらしい。
熱上がってると寒くて、上がりきると熱くて、本人はしんどそうだけど着実に良くなってきてはいるみたい。
この日は暇過ぎて小児病棟のパズルを持って来てもらって遊んでました。
聞き手の右腕は点滴が刺さってて使えないため、左手を動かして何とかやってるけど、形の認識はちょっとまだ時間かかりそうな感じ。
そしてこの日は体がだるくて辛いのか、めずらしく機嫌が悪かった。
思うように体が動かないこともそうだし、訴えたいことも上手く伝えられなくて、色々と不満も溜まっているのだと思う。
足の縫合手術の時間が決定
この日も足の整形外科の処置をしてもらったが、予定通りなら明日、傷を縫合する手術です。
明日の手術は11:30〜になった。
麻酔の同意書に署名したが、基本、切開した時と同じ全身麻酔で、肺の挿管もする。
麻酔が切れて、呼吸確認出来たらすぐ外す予定とのこと。
手術の前に足のCTを撮影して、見えてないところに膿が溜まってないかを確認して、必要に応じて膿とかを吸い出すのも手術に追加するということだった。
特に右足の方がやや赤みがかってるから炎症を起こしてるかも知れないと。
血液検査の結果的にはまだ炎症の値が完全に下がり切って無いということなので、少し心配です。
手術をするにあたり、私と妻は午前11:00には病室にいて欲しいということだった。
下の子を送った帰りにしっかりお寺にお参りに行って、手術が無事に終わるようお祈りしておこうと思った。
コメント