※ご注意
この記事は息子が人食いバクテリアと呼ばれている劇症型溶連菌に感染した際の実際の体験を、記憶、LINEのメッセージ、写真などを元に書いたものです。
当時の私がそうであったように、人食いバクテリアに感染したご本人、ご家族、ご友人などは、わらにもすがる思いで回復した例が無いか探していると思います。
そんな方々がこの記事の例に少しでも希望を持てれば幸いと思い、息子の了承を得て公開することにしました。
私自身は医療関係者ではないため、治療方法、予後の処置、リハビリなど不正確な部分も含まれる可能性がありますこと、ご容赦願います。
特に治療やリハビリについては患者さんごとに状況が異なるため、この記事に書いてあることはひとつの症例であり、全ての人食いバクテリア感染者に有効なわけではないと思います。
実際の治療やリハビリの方針等は担当のお医者様や理学療法士の方と相談して頂く方が良いと思います。
なお、息子が今後、公開を拒むようなことがあれば予告なく非公開にすることがあります。
専用Switchを購入
昨夜から腎臓の膿を消すための抗生物質投与開始した。
熱はまだ下がり切ってない。
この日、Nintendo Switchをもう一台買って、息子の入院生活専用にした。
下の子もSwitchを使うことを考えると、元々持っていた1台ではこの入院生活は乗り切れないだろうという事で、追加購入した。
株主優待でもらったJCBギフトカードとかビックカメラの優待券とか合わせて2万6千円分あってので、迷う事なく活用させてもらった。
優待がこんな時にも活用されるとは!と思ったけど、ほぼ現金同等の商品券とかはありがたいですね。
そしてSwitchを病院に持って行くとめっちゃ嬉しそうにプレイしてた。
少しの間、楽しそうにプレイしてたけど、途中ですぐ疲れちゃってました。
あれだけ好きだったSwitchもやり放題なのにやり続ける体力も無くなってるのが、この先のリハビリの大変さを予感させる。
リハビリで元の生活に戻るには一体どのくらいの期間を要するのだろう?
時間をかけてでも元に戻れれば御の字、元の生活には戻れない可能性もある。
命の危機は去ってもまだまだ不安は続きそうです。
Switchを優待使って安く買う方法は息子が病気になる前に過去に記事書いてますので、ご参考まで。↓
足首が痛い
この日のリハビリも立ち上がる練習やろうとしたが、足首痛がってできなかった。
代わりに車椅子に座ったまま、バランスボールみたいなクッションボールを足の裏で押してモモのトレーニングしました。
息子はコンパートメント症候群でふくらはぎを切開してからずっと、つま先が上を向くように足首を固定してきた。
これはつま先を持ち上げる筋力の低下や足首を動かす神経マヒによりつま先が下がってしまう、尖足(せんそく)という状態を防止するためでした。
尖足になってしまうと、歩行の際につま先が地面に引っかかって躓いて転倒してしまうためです。
尖足防止の固定が長かったせいか、足首はかなり固まっているようで、根気良くほぐしていく必要がありそうです。
痛みを嫌がってリハビリそのものを嫌いになってしまうと元も子もない。
親としては、少しでも立ち上がる練習をして欲しいという、はやる気持ちもあるが根気強く見守るしかないかな、と思う。
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