こんにちは、ノブです。
株主優待で暮らしを豊かに!
をモットーに優待クロス取引を利用して株主優待を取得する方法、優待の活用方法などを記事にしています。
2020年から株主優待のクロス取引を始めて、これまで延100銘柄以上の優待をもらいました。
取得のタイミングや取得コストの落とし方などを日々試行錯誤しています。
先生、クロスがしたいです(三井寿風)
優待クロス取引ですね!?
1番オススメの日興証券でクロス取引のやり方を解説しましょう!
株主優待のクロス取引をしたいけどやり方が複雑でわからないという人は多いのでは無いでしょうか?
今回は日興証券でクロス取引をする方法を全手順のスマホ画面のスクショ付きで丁寧過ぎるくらい丁寧に解説します。
※この記事ではSMBC日興証券のスマホサイトのスクショを使います。
※スマホアプリのスクショを確認したい方はこちら↓
余談ですが、優待クロス取引でおススメの証券会社は1位SMBC日興証券、2位SBI証券、3位楽天証券です。
SBI証券、楽天証券でのクロス取引のやり方が知りたい方はこちら↓
この記事はこんな人が対象です。
- クロス取引の具体的なやり方を知りたい人
- 優待クロス取引でなるべくコストを落としたい人
- 日興証券で優待クロス取引をする手順を再確認したい人
この記事を読むとこんな事がわかります
- 日興証券でのクロス取引の手順(スクショ付)
- クロス取引のコストを落とす方法
ステップ1:準備編
日興証券でクロス取引をするためには、当たり前ですが日興証券の口座の開設と、同じく日興証券で信用口座の開設が必要です。
今回の内容は上記の口座開設まで済んでいる人が対象です。
日興証券の口座、信用口座が開けていない人は後日その方法を記載した記事も書いてリンクを貼っておくので少々お待ち下さい。
→口座開設の方法はこちら
ステップ2:クロスする前週金曜17時に信用売り予約注文
日興証券の次営業日向けの発注受付開始が17時からなので、ココで一般信用売りの在庫を確保する競争に参加します。(まず話はそれからだ!)
では、手順をスクショと箇条書きで書いていきます。
2.1 日興証券のオンライントレードのページにアクセスする
URL: https://www.smbcnikko.co.jp/service/online/trade/index.html
2.2 日興証券のオンライントレードにログイン
※支店コード、口座番号、パスワードを忘れた場合は悩まずに日興証券に電話しましょう。
2.3 トップ画面の銘柄検索でクロス取引したい銘柄を入力し、国内株式を探す、をクリック
下図はビックカメラを検索する時の例
2.4 目的の銘柄を選択
2.5 注文ボタン、信用取引の順にクリック
2.6 信用新規売りをクリック
2.7 ●返済期限は3年(一般信用)を選択、●注文数量を入力、●注文単価は指値を選択し、金額を入力
- 逆日歩を避ける為には絶対に返済期限3年(一般信用)を選択する
- 指値の金額は値幅制限の高値より少し高いくらいが目安
指値の金額を高めに入れておくのは、支払う貸株料をなるべく少なくするために、注文が次週の木曜まで約定してほしく無いからです。
そのため、現在の株価よりもかなりな高めの金額を入れておくことをおススメします。
ここで間違えて安い値段を入力してしまうと意図しない信用売りが約定してしまって無駄な手数料が発生するので要注意!!
ちなみに私もよくやってしまいます。
2.8 ●有効期間は今週中(ココがポイント)、●口座区分は特定口座を、それぞれ選択し注文内容確認へ
2.9 画面の下の方にある注文ボタンをクリック
必要に応じて注文内容を確認する。
ステップ3:予約注文の翌週木曜夜に信用売りと信用買いの注文
ステップ3-1:信用売り注文(注文訂正)
3-1.1 日興証券のオンライントレードのページにアクセス
URL: https://www.smbcnikko.co.jp/service/online/trade/index.html
3-1.2 日興証券のオンライントレードにログイン
ここまでは上記ステップ1の1.1、1.2と同じ。
3-1.3 トップ画面左上のメニュー、お取引、信用取引、注文約定一覧・取消・訂正の順にクリック
3-1.4 有効期間を今週中としていたクロスしたい銘柄を探して、訂正をクリック
3-1.5 注文訂正の画面に移動したら、画面をスクロールして訂正後単価を選択して、成行を選択、さらに画面をスクロールして訂正内容確認をクリック
※訂正後数量にはさわらない。
3-1.6 注文単価が指値の金額から成行に変わっていることを確認して、画面を下にスクロールして訂正実行をクリック
3-1.7 訂正注文が完了したら注文約定一覧ボタンをクリックしてステップ3-2へ
ステップ3-2:信用買い注文(新規)
クロス取引での買いは現物株を入手できれば良いのですが、クロス取引のコストを極力さげるために信用買いと現引の組み合わせを使います。
3-2.1 注文約定一覧のページから信用売りの注文を出した銘柄のコード番号をクリック
※信用売りの訂正注文の直後なら1番上にあるはず。
3-2.2 注文、信用取引の順にクリック
3-2.3 信用新規買いをクリック
3-2.4 ●返済期限は6ヶ月(制度信用)を選択して、●注文数量(信用売りと同じ数量)を入力し、●注文単価は成行を選択
- 金利を抑える為には返済期限6ヶ月(制度信用)を選択する
3-2.5 ●有効期間は当日中、●口座区分は特定口座を選択して、注文内容確認をクリック
3-2.6 画面の下の方にある注文ボタンをクリック
3-2.7 必要に応じて注文内容を確認する
※同じ銘柄の信用買いと信用売りが成行注文で同株数発注されていればOK🙆♂️
ステップ4:金曜の日中(9-15時)に現引注文
ここがコストを抑えるために使った信用買い取引を現物株に変える手順です。
4.1 日興証券のオンライントレードのページにアクセス
URL: https://www.smbcnikko.co.jp/service/online/trade/index.html
4.2 日興証券のオンライントレードにログイン
ここまでは上記ステップ1の1.1、1.2と同じ。
4.3 トップ画面左上のメニュー、お取引、信用取引、建玉一覧(返済・現引・現渡)の順にクリック
4.4 買建/6ヶ月(制度)の株数の数字をクリック
4.5 現引をクリック
4.6 ●取引区分が現引である事を確認、●注文数量(信用買いと同じ数量)を入力、●口座区分は特定口座を選択して、注文内容確認をクリック
4.7 画面をスクロールして、注文をクリック
これで信用買いを現物株に変える事が出来ました。
ステップ5:権利付最終日の夜(17時)以降に現渡注文
このプロセスは急がなくても良いですが、忘れると、その日数分の貸株料がコストとして増えることになるので、コストを抑えるという観点から権利落ち日の朝までには発注しておいた方が良いでしょう。
5.1 日興証券のオンライントレードのページにアクセス
URL: https://www.smbcnikko.co.jp/service/online/trade/index.html
5.2 日興証券のオンライントレードにログイン
ここまでは上記ステップ1の1.1、1.2と同じ。
5.3 トップ画面左上のメニュー、お取引、信用取引、建玉一覧(返済・現引・現渡)の順にクリック
ここは上記ステップ3.3と同じ
5.4 売建/3年(一般)の株数の数字をクリック
5.5 現渡をクリック
5.6 ●取引区分が現渡である事を確認、●注文数量(クロスした信用売りと同じ数量)を入力、●口座区分は特定口座を選択して、注文内容確認をクリック
5.7 画面をスクロールして、注文をクリック
これでクロス取引が終了です。
クロス取引のコストを抑えるコツ
コストを抑えるコツを3つに絞って解説します。
- 金曜日17時に信用売り注文を指値で出す
- 翌週木曜に信用売り注文を成行に訂正する
- 信用売りの注文訂正と同時に信用買い注文も成行で出す
まず、ポイント1 金曜日17時に信用売り注文を指値で出す
については、必ず有効期間を今週中にしましょう!
そして指値の金額は値幅制限より少し上を目安に!
続いて、ポイント2 翌週木曜に信用売り注文を成行に訂正する
については、信用売りの在庫確保期限ギリギリで約定する事で金利が発生する期間をなるべく短くしましょう!
最後に、ポイント3 信用売りの注文訂正と同時に信用買い注文も成行で出す
については、信用買いと現引のセットを使う事で売買手数料がゼロになり圧倒的にコストが抑えられます。
信用買いの金利はかかりますが、日興証券の場合は売買手数料を払うよりはグッと安くなりますので、是非手間を惜しまずやってみて下さい。
優待クロス取引は、他の証券会社でももちろん可能です。
楽天証券やSBI証券もクロス取引にはおススメの証券会社です。
SBI証券、楽天証券でのクロス取引のやり方が知りたい方はこちら↓
一般信用売りの在庫状況は証券会社によって違いますので、複数の口座を開いておくのは有効な手段です。
株主優待で暮らしを豊かに!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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