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全手順スクショ画像で解説!優待クロス取引のやり方-SMBC日興証券スマホアプリ編-

投資

2023年6月19日からのSMBC日興証券の規定変更により成行注文のクロス取引の際に執行条件を売り・買いともに「なし」にすると発注できない点も解説しています。

こんにちは、ノブです。

株主優待で暮らしを豊かに!

をモットーに優待クロス取引を利用して株主優待を取得する方法、優待の活用方法などを記事にしています。

2020年から株主優待のクロス取引を始めて、これまで延200銘柄以上の優待をもらいました。

取得のタイミングや取得コストの落とし方などを日々試行錯誤しています。

先生、クロスがしたいです(三井寿風)

ノブ
ノブ

優待クロス取引ですね!?
1番オススメの日興証券でクロス取引のやり方を解説しましょう!

取引パスワード導入後にも対応しましたよ

株主優待のクロス取引をしたいけどやり方が複雑でわからないという人は多いのでは無いでしょうか?

今回は日興証券でクロス取引をする方法を全手順スマホ画面のスクショ付き丁寧過ぎるくらい丁寧に解説します。

※この記事ではSMBC日興証券のスマホアプリのスクショを使います。
※他の証券会社のスクショ、スマホアプリでのスクショについても順次アップしていく予定です。

余談ですが、優待クロス取引でおススメの証券会社は1位SMBC日興証券、2位SBI証券、3位楽天証券です。

SMBC証券のスマホサイトでのクロス取引のやり方が知りたい方はこちら↓

SBI証券、楽天証券でのクロス取引のやり方が知りたい方はこちら↓

この記事はこんな人が対象です。

  • クロス取引の具体的なやり方を知りたい人
  • 優待クロス取引でなるべくコストを落としたい人
  • 日興証券スマホアプリで優待クロス取引をする手順を再確認したい人

この記事を読むとこんな事がわかります

  • 日興証券でのクロス取引の手順(全手順スクショ付)
  • クロス取引のコストを落とす方法
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ステップ1:準備編

日興証券でクロス取引をするためには、当たり前ですが日興証券の口座の開設と、同じく日興証券で信用口座の開設が必要です。

今回の内容は上記の口座開設まで済んでいる人が対象です。

日興証券の口座、信用口座が開けていない人は日興証券のページから口座開設手続きをしましょう。

日興証券の口座、信用口座が開き方がわからない人はこちら↓

ステップ2:クロスする前日17時以降に信用売り予約注文

日興証券の次営業日向けの発注受付開始が17時からなので、ココで一般信用売りの在庫を確保する競争に参加します。(まず話はそれからだ!)

日興証券で一般信用売りの注文有効期間を今週中にできなくなってから、いつ在庫がなくなるか目安がわからなくなってきました。

17時以降でも在庫が残っていれば方法は同じです。

では、手順をスクショ画像と箇条書きで書いていきます。
※私はiPhoneユーザーなのでスクショ画像はiPhoneで解説します。

2.1 日興証券のアプリを開く

アプリを入れていない方は↓から。

AppStoreでダウンロード

Google Play で手に入れよう

2.2 アプリにログイン

 

※支店コード、口座番号、パスワードを忘れた場合は悩まずに日興証券に電話しましょう。

2.3 画面下部の銘柄をタップして、検索窓にクロス取引したい銘柄を入力する。
↓のスクショは日本BS放送を検索した例

 

2.4 目的の銘柄情報が表示されたら”注文・登録”ボタンをタップ
↓のスクショは日本BS放送を検索した例
※入力した文字列で複数候補がある場合には目的の銘柄をタップする。

 

2.5 ”信用取引指示”ボタンをタップ

2.6 信用新規売りの【一般】売建可能数量の数字をタップ

2.7 ●返済期限は3年(一般信用)を選択、●注文数量を入力して画面下にスクロール

2.8 ●注文単価は成行を選択、●執行条件は寄付(またはなしでも可)、●有効期間は当日中、●口座区分は特定口座、をそれぞれ選択して画面下の「注文内容を確認」をタップ

 

  1. 逆日歩を避ける為に返済期限3年(一般信用)を選択する
  2. 執行条件は「なし」または「寄付」にする。

これまで、指値の金額を高めに入れておき、有効期間を「今週中」とすることで在庫を確保しながら1週間様子を見ることができましたが、規定変更で一般信用売りの有効期間は当日中しか選択できなくなりました。(2023年6月19日以降)

執行条件については、信用売りかこの後の手順で発注する信用買いのどちらかは必ず「寄付」にする必要があります。

どちらも「寄付」にしても問題はありませんが、どちらも「なし」とすると後からの注文はエラーが出て注文ができませんのご注意下さい。

2.9 内容を確認して取引パスワードを入力後、注文を実行をタップ

 

2.10 注文約定一覧をタップして、信用売りの注文が出ていればOK

ステップ3:信用買いの注文

一般信用売りの成行注文と信用買いの成行注文を両方出します。

こうすることによって翌日に市場が開くと同時に同額で信用売りと信用買いが約定します。

これがいわゆるクロス取引です。

 

クロス取引での買いは現物株を入手できれば良いのですが、クロス取引のコストを下げるために信用買いと現引の組み合わせを使います。

3.1 信用売りの注文を出した銘柄を再度検索し、注文・登録ボタンをタップ

3.2 信用取引指示をタップ

3.3 信用新規買いの”制度”をタップ

3.4 ●返済期限は6ヶ月(制度信用)を選択して、下にスクロール。●注文数量(信用売りと同じ数量)を入力し、●注文単価は成行を選択、●執行条件は寄付を選択、●有効期限は当日中を選択、●口座区分は特定口座を選択(一般口座でも問題はありません。税金の手続きが面倒なだけです。)して、注文内容を確認をタップ

  1. 金利を抑える為には返済期限6ヶ月(制度信用)を選択する
  2. 執行条件は「寄付」を選択する

信用売りと信用買いの成行注文を同時に出す際に、執行条件をどちらも「なし」にするとエラーが出て、後の注文(ここでは信用買い)は発注できません。

理由はエラーメッセージにあるように仮装売買が疑われる取引になり得るからです。

信用売りか信用買いの少なくともどちらかは執行条件を「寄付」にしましょう。

3-2.5 注文内容を確認しながら画面を下の方にスクロールして、取引パスワードを入力後、注文を実行をタップ

 

3-2.6 注文約定一覧をタップして、注文内容を確認する。クロスしたい銘柄の信用買いと信用売りの注文が”同株数”、”成行”で出ていればOK🙆‍♂️

こうすることで翌日の朝、市場が開いた瞬間に注文した信用売りと信用買いの取引が同じ株価で成立します。

株を売る予約と買う予約を同時に入れることで株価の変動のリスクをゼロにできる、というカラクリです。

このように同銘柄の信用売りと信用買いの注文を同時に出すことをクロス取引と言います、

ステップ4:翌日の日中(9-15時)に現引注文

ここがコストを抑えるために使った信用買い取引を現物株に変える手順です。

4.1 日興証券のアプリを開く

4.2 アプリにログイン
ここまでは上記ステップ2の2.1、2.2と同じ。

4.3 トップ画面右下の取引、建玉一覧(返済・現引・現渡)をタップ

4.4 クロスしたい銘柄の”買い”の株数の数字をタップ

4.5 現引注文をタップ

4.6 ●取引区分が現引である事を確認、画面下にスクロールして●注文数量(信用買いと同じ数量)を入力、注文内容を確認をタップ

4.7 画面をスクロールして、取引パスワード入力後、注文を実行をタップ。

 

4.7 注文約定一覧をタップして、クロスしたい銘柄の”買/現引”が約定済になっていればOK

これで信用買いを現物株に変える事が出来ました。

ステップ5:権利付最終日の夜(17時)以降に現渡注文

このプロセスは忘れていてもクロス取引は成立しているので株主優待は獲得できます。

ただし、忘れるとその日数分の貸株料がコストとして増えることになるので、コストを抑えるという観点から権利落ち日の朝までには発注しておいた方が良いでしょう。

5.1 日興証券のアプリを開く

5.2 アプリにログイン
ここまでは上記ステップ2の2.1、2.2と同じ。

5.3 トップ画面右下の取引、建玉一覧(返済・現引・現渡)をタップ
ここは上記ステップ4.3と同じ

5.4 クロスした銘柄の”売り”の株数の数字をタップ

 

5.5 現渡注文をタップ

 

5.6 ●取引区分が現渡である事を確認、画面下にスクロールして●注文数量(クロスした株数)を入力、注文内容を確認をタップ

5.7 画面をスクロールして、取引パスワード入力後、注文を実行をタップ

 

5.8 注文約定一覧をタップして、クロスしたい銘柄の”売/現渡”が注文中になっていればOK

これで現渡注文が約定すればクロス取引が終了です。

クロス取引のコストを抑えるコツ

コストを抑えるコツを解説します。

  1. 金曜日17時に信用売り注文を指値で出す→この手法は使えなくなりました
  2. 現物買いではなく信用買いと現引きを組み合わせて売買手数料を0円にする

まず、ポイント1 金曜日17時に信用売り注文を指値で出す

については、今は使えなくなりました。

かつて、信用売り注文の際に注文の有効期間を今週中にできた時はこれで約1週間分の信用売りの貸株料を節約できました。

現在は規定の改定により、一般信用売りの注文は当日中のみとなりました。

続いて、ポイント2 現物買いではなく信用買いと現引きを組み合わせて売買手数料を0円にする

については、日興証券の現物の売買手数料を信用取引にすることで売買手数料を0円にできるので、是非活用しましょう!

数百円かかってしまうのを0円にできます。

実際には信用買いの金利が1日分かかるので数円から数十円のコストはかかりますが、売買手数料より高くなることはありません。

もちろん現引きも手数料は取られません。

日興証券の口座、信用口座が開けていない人は日興証券のページから口座開設手続きをしましょう。

優待クロス取引は、他の証券会社でももちろん可能です。

楽天証券SBI証券もクロス取引にはおススメの証券会社です。

SBI証券、楽天証券でのクロス取引のやり方が知りたい方はこちら↓

一般信用売りの在庫状況は証券会社によって違いますので、複数の口座を開いておくのは有効な手段です。

株主優待で暮らしを豊かに!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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